福島県が制作した「防災VR」の完成発表会に出席した、福島県出身のお笑い芸人・あばれる君。
「防災VR」は、災害が発生した時の危険性や、日頃の備えの大切さについて、360度様々な角度から見られる映像で訴えるもの。
あばれる君は、専用のゴーグルを付け、大地震が発生してから津波が押し寄せるまでの避難行動を体験した。しかし、誤った選択や判断は命を危険にさらす。
体験したあばれる君は「すごい臨場感でした。あれを体験することで、いつか来るかもしれない災害に備えることができると思うと、必要なVR。でも本当にこわかった」と話した。
このVRでは、ほかに水害と土砂災害の危険性も体験できる。
水害が起こる前に、どこに避難すればよいのか?避難中にも潜む災害のリスクを回避できるか?行動を想定しておくことで守れる命がある。
あばれる君は「ものすごい緊張感とか危機が迫る感じが、すごくいいんだと思います。これをたくさんの人に経験していただいて、気を引き締めて日々備えてほしいと思います」と話した。
この映像は、福島県の公式YouTubeチャンネルで公開されていて、専用のゴーグルがなくてもスマートフォンやタブレットがあれば見ることができる。
また、防災VRは福島県の防災イベントや出前授業でも活用されるという。
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