10月22日、福島県須賀川市で起きた立てこもり事件で逮捕された男は、交際トラブルをきっかけに犯行に及んだと見られている。
福島テレビ・矢崎佑太郎記者:「確保された男が乗っているとみられるパトカーがいま規制線の奥から出てきました。男が乗っているとみられるパトカーがいま規制線から出てきました。いまパトカーが外に向かっていきます」
逮捕された笛木辰之介容疑者(24)は22日、須賀川市にある動物病院で50代の女性院長を刃物で脅し、手足をロープのようなもので縛ったうえ、携帯電話1台を奪った疑いがもたれている。
笛木容疑者は、院長が自らロープをほどいて逃げた後も約5時間に渡り立てこもっていたが、説得を続けていた警察が隙をみて逮捕した。笛木容疑者は大きさの異なる複数本の刃物を所持していたということだ。
調べに対し、笛木容疑者は「脅したことは間違いない」などと供述している。
近くの住民は「こういう住宅街でもそういう事件、立てこもりなんてあるんだなと思ってビックリしています」と話し、近隣の中学3年の男子生徒は「部活やっている生徒たちは残って、学校のメールで(事件について)来ました」と話していた。
捜査関係者によると、笛木容疑者と院長の娘はかつて交際関係にあり、院長の娘から交際を巡るトラブルについて警察に相談があったということだ。
警察では、交際トラブルが事件の背景にあるとみて捜査を進めている。
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