イトーヨーカドー郡山店 山地健太郎店長
「35年間、本当にお客様ありがとうございました」
26日に35年の歴史に幕を下ろしたイトーヨーカドー郡山店。
来店客
「本当に従業員の皆さん、ありがとうございました。これしかない」
「『郡山に来るとイトーヨーカドーに行ける』って、それがなくなっちゃうんですもんね。なんか泣きそうですね…」
1989年に開業し、長きにわたって市民から親しまれてきたスーパーで、福島県で最後に残された店舗でした。
営業最終日、開店前から多くの客が行列を作っていました。
そのお目当ては郡山市民のソウルフードである“クリームボックス”。手のひらサイズの厚切り食パンにミルク味のクリームを塗ったおやつです。
この“郡山名物”を誕生させたといわれるパン屋さん「ロミオ」。ロミオのクリームボックスはここで作られていたため、いったん販売終了に。
購入客
「ロミオ並びました」
「(Q.どのくらい並んだ?)(午前)9時に来たので、約2時間並んだ。最後に食べたいと思って並んだ」
「仲良し3人で青春を思い出しながら」
イトーヨーカドー郡山店の最後の姿を写真に収めるなど、別れを惜しんでいました。
イトーヨーカドー郡山店 山地健太郎店長
「大きな地震にも見舞われた。天井が落ちて、壁が落ちて、ガラスが落ちて粉々になって。ここにいる従業員たちは何とかすぐに復旧させたいと頑張ってくれました。35年間、本当にお客様ありがとうございました」
郡山店の店舗はヨークベニマルに引き継がれ、来年2月に開店する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。