福島県内の若きアスリートを表彰 「FTVジュニアスポーツ大賞」表彰式 飛板飛込・千葉優奈選手など (24/02/14 19:00)

福島県内の若きアスリートを表彰する「FTVジュニアスポーツ大賞」将来のスポーツ界を担う人材ばかりだ。

「高校生の部」はバドミントンの世界ジュニアバドミントンで3位に輝いた、ふたば未来学園高校の須藤海妃選手と山北奈緒選手。須藤選手は「この賞に恥じないような取り組みが出来たらなって思います」と話す。
「中学生の部」はレスリングの世界選手権、17歳以下の女子40キロ級で優勝した、ふたば未来学園中学校の阿久津こはる選手。阿久津選手は「国内だけでなく、国外でも活躍出来るような選手になりたいです」と話した。
「小学生の部」の千葉優奈選手は「技術」と「美しさ」で日本一に輝いた。

10m高飛込、10メートルの高さから吸い込まれるように入水。回転技も軽やかに。郡山ダイビングクラブの千葉優奈選手。2023年のジュニアオリンピックでは3メートル飛板飛込で優勝。今後の活躍が期待されるアスリートだ。

「お願いします」「お願いします」
冬の間は郡山市にあるプールが使えないため室内で練習に励んでいる。千葉選手は「高い所から飛び込むという普通ではあり得ないことをしているので、その迫力が魅力だと思います。(怖くはないですか?)怖いです(笑顔)(怖さとはどう闘っていますか?)気合だけですね(笑顔)」と飛込の魅力を話す。

マットやトランポリンを使った室内練習では、ジャンプや空中でのフォームを細かく確認。郡山ダイビングクラブの西川友章監督は「高い所で入水するにしろ、体が締まっていないと、水しぶきが上がります。スプラッシュせず入水する技術を持っているんで、締めは強い方かなと思います」と千葉選手を評する。

2023年11月にはジャンプで負担が掛かる右ひざを怪我したが、3ヵ月間、逆立ちなどで上半身を鍛え力強さが増した。負けず嫌いな千葉選手、前向きにチャレンジを続ける。「日本を代表する選手になって、いろんな人から見て貰えるような選手になりたいです。色んな人に飛び込みを知って貰って、興味を持って始めて貰えたら、嬉しいなと思います」と前を向いた。

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