福島県産食材を使った特製弁当 日本料理アカデミーと福島県の料理人が共同開発 風評払拭と魅力発信へ  (24/03/12 18:10)

豪華でとてもおいしそうなお弁当・・福島県産の食材を使った特製弁当の発表会が福島県郡山市で開かれた。

復興庁・桜町道雄統括官は「(県産食材を)更に加工したり、調理したり付加価値をつける。それで更に地元に落としていけば、また次のステージが開けるのかなと」と話す。復興庁が福島県産食材の安全や魅力を県の内外に発信して、風評払拭と復興を促進するために企画した「福島を味わう食文化の結びPROJECT」。
会場には「NPO法人日本料理アカデミー」と福島県内の料理人などが協力して開発した4種類の弁当が並んだ。

福島テレビ・浅野晋平記者:「こちらには今回開発された豪華な弁当が並んでいます。松川浦産あおさのりなど、福島の食材をふんだんに使っていて、食欲がそそられます」

会場となった「ホテル華の湯」の「結び弁当」は、常磐モノの鰆や目光など県産食材を45種類も使用している「ふくしまを味わう県産食材四十五種結び弁当」。値段は3850円。
「割烹・会津料理田季野」の「はま・なか・あいづの輪っぱ」には、常盤もののトラフグ「福トラ」などが使われている。こちらは2160円。
郡山市にある「福豆屋」の「特上幕ノ内887」は、松川浦産のあおさのりや伊達鶏などを使っていて1200円だ。

ホテル華の湯・丸山賢治総料理長は「素材一つ一つの底力・味がしっかりしていますので、それを紛い物にしないように、気を付けて調理させていただきました」という。福豆屋の小林文紀専務は「昨日が3.11でしたけど、まだまだという所と福島に残って県産品を一生懸命作ってらっしゃる生産者さんの想いをなんとかしたいという気持ちはずっと変わらずにありますので、製造販売という形で魂をもう一回入れ直したという感じです」と話す。

それぞれの弁当は、福島市にある福島観光物産館などで3月23日から期間限定で順次販売される予定だ。

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