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福島駅前の再開発ビルをめぐっては、資材価格の高騰などを背景に開業の遅れが生じているほか、ビルそのものの規模を縮小するといった、計画の変更を余儀なくされています。
こうしたなか、1日に開かれた、福島市の議会全員協議会で木幡市長は、コロナ禍による経済の悪化や物価高騰により、採算が見込めないといった理由でシティホテル企業との交渉は合意に至らず、誘致を断念したことを明かしました。
また、協議会では代替案として、横丁型の飲食街のほか、音楽やスポーツなどの屋内イベントを楽しめるコンベンションホールの案も示されました。
これに対し、議員からは「規模を縮小したいま、建設の必要性はあるのか」といった疑問の声が上がっています。
■福島市市議会議員
「県としての顔、玄関口の施設としてふさわしいのか、ふさしくないのか、どのように捉えているのか」
■福島市 木幡浩市長
「施設自体を福島の中心部の活性化の拠点、そして広域的な拠点にしたい思いは全然かわっていない。にぎわい、文化、つながりの拠点というコンセプトで、人々が活動することで、新しい価値観が生まれ、それが街に染み出していく。」
福島市などは5月中にも再開発案をまとめ、6月の市議会で説明する方針です。
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