「爪切り」は医療行為 医師と連携し訪問サービス開始 高齢者のニーズに応える〈仙台市〉 (24/04/08 19:13)

爪ケアについての話題です。「爪切り」は医療行為にもあたり、健康的な生活のためになくてはならないものです。こうした爪のケアを在宅で受けられるようにしようと新たなサービスが宮城県内で始まっています。

こちらの写真は、およそ2年切っていなかった高齢者の足の爪です。爪が伸びて指を覆ってしまっています。こうした爪は家庭用の爪切りで切ることはできません。仙台市宮城野区にある皮膚科医院「小山皮フ科クリニック」の小山純医師は、こうした爪は生活に大きな支障をきたすと話します。

小山純医師
「爪が厚くなってくると爪の下に神経が走っているんですけど、ちょっと動いて押された時に痛みを感じるんですね。元々筋力が弱っていて動くことがままならない状態で痛みを感じれば、転倒する、骨折するというリスクも。爪が厚くなると2.2倍ぐらいリスクが高くなるっていうふうに言われているんですね」

医療行為とされる爪切り。自分自身で難しければ、医療機関で切ることもできますが、高齢者はそもそも受診が難しいといいます。

小山純医師
「年齢的な部分で家族が忙しくなると受診がままならない。本人が股関節なり膝関節なり足が痛いなり、そ…

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