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16日午前2時ごろ、カメラが捉えたのは追突されたバス。その後ろは激しくつぶれ、車体の形がゆがむほどです。事故の衝撃で落ちたのか、現場の路上には靴やスマートフォンが残されたままになっていました。
警察などによると、16日午後8時10分頃、宮城県栗原市の東北自動車道で、路肩にとまっていた大型バスに大型トラックが追突しました。
前方が大破したトラックの車体が、衝撃の大きさを物語ります。追突されたバスには乗客乗員あわせて41人が乗っていて、事故当時は全員が“バスの外に出ていた”といいます。
――なぜ乗客乗員が高速道路上にいたのでしょうか。
バスの乗客
「バスからスモーク出るから」
――煙が出たんですか?
バスの乗客
「そうです」
乗客によると、高速道路を走行中に、バスの後ろの方から煙が出たといいます。
警察などによると、バスはエンジントラブルで高速道路の路肩に停車し、運転手の女性と乗客の男性2人が様子を見に車体の後方へ。バスが停車して5~10分後、大型トラックが突っ込んできたということです。
この事故で、バスの後方にいた女性運転手(50代)と、ネパール国籍の乗客の男性2人(ともに20代)が亡くなりました。大型トラックを運転していた男性(30代)は、頭に大けがをして重傷です。
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バスは“エンジントラブル”で路肩にとまったといいますが、高速道路で停車せざるを得ない場合、どう対応するべきなのでしょうか。交通事故に詳しい専門家に聞きました。
交通事故鑑定人 中島博史さん
「自分の車のライト類が付くようであれば、全部点灯させて目立つようにして、『ガードレールの外にいる』というのが、安全のためには必要です」
後続車に知らせるために車の後方に発煙筒などを置く場合を除き「すぐにガードレールの外に避難してほしい」と話します。
また専門家は、運転時は目の前を走る車が急にトラブルを起こしても事故を回避できるよう、「スピードを出しすぎないことなども重要だ」と指摘します。
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