囲碁の7大タイトルの中で最高峰とされる棋聖戦の第3局は、仙台で2日目の2月6日、今も熱戦が続いています。仙台市出身の一力遼棋聖は挑戦者の井山裕太王座に、5日まで劣勢を強いられていましたが、果たして…!
宮城県知事公館が会場の棋聖戦第3局、2日目。4連覇がかかる四冠の一力遼棋聖に、三冠の井山裕太王座が挑みます。先に4勝するとタイトル獲得となりますが、ここまで両者1勝1敗と並んでいます。
対局は、5日の盤面の再現から始まりました。
記者リポート
「きのうの対局終了時の盤面がこちら。AIが予想する勝率は一力棋聖が41.8%、井山王座が58・2%と井山王座が若干の優勢となっています」
前半の戦いぶり、どう見ればいいのでしょう?
記録係を務める 加藤優希初段
「一力棋聖の黒の石が分断されていて、黒の打つ手が難しいのかな。井山王座の白の雰囲気がいいのではないかと思って見ていました。どっちが勝つんだろう。第2局が一力先生の逆転だった。この碁も序盤は一力先生の劣勢から若干盛り返しているので、仙台対局というところもあって一力先生かな…?」
そして、一力棋聖の97手目でした。
解説 三村智保九…
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