仙台市が補助金を出している社会福祉法人で、規定の勤務日数を満たさない理事長に報酬が支払われていた疑いがあり、市が”特別監査”を始めたことが分かった。
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仙台市が、4日から特別監査を始めたのは、仙台市青葉区荒巻で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人『グラディーレ』。
市によると、グラディーレは、理事長の勤務実態が規定の勤務日数を満たさない月であっても、理事長に月75万円の報酬を支払っていた疑いがもたれている。
市は、昨年度グラディーレに対し補助金およそ4400万円を出していることから、4日 健康福祉局の職員6人が施設に立ち入り、勤務表や帳簿などの確認や職員への聞き取り調査を行った。
理事長本人への聞き取りがまだ出来ていないことなどから、市は今後も監査を続ける方針。
ミヤギテレビの取材に対し、グラディーレは「特別監査の途中なので詳細については差し控える」としている。
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