近年は自治体が「婚活」支援に乗り出すケースが増えていますが、全国的に婚姻数は減り続けています。一方で、結婚相談所では、２０代の入会者が増えています。今どきの婚活とは？

１月、仙台市内で開かれた「宮城県」が主催する婚活イベント。この日は、宮城県内に住む２０歳から３９歳の男女、それぞれ２０人が参加しました。

参加者：
「私はジムに通ってるんですが、ランニングするって毎日朝早くて大変では？」
男性：
「洋楽とか聴いてますね、ノラジョーンズとか」
女性：
「私、洋楽あまり聴かないんですよね」

１対１で話したり、グループでコース料理を食べたり。会話を楽しみながら意中の相手を探していきます。

Ｑなぜ参加？
３９歳男性：
「３９歳なので、両親のこと考えると、心配かけるわけにはいかない」
３６歳男性：
「理想通りを求めるのも厳しくなってきたので、いい相手がいれば結婚したい」

時代の変化を如実に表す”結婚観”。２０２２年度に内閣府が行った調査によりますと、デートの経験がないと回答した独身者は、２０代女性で「２５％」２０代男性で「４０％」でした。また、３０代の男女で４人に１人が、「結婚の意思がな…