中3でベンチプレス120キロ 陸上100m畠山一気選手 父譲りの筋肉で目指す頂点〈宮城〉 (24/10/03 18:55)

宮城県に本格的に競技を始めて10カ月あまりで大躍進を遂げた中学生がいます。気仙沼・階上中3年の畠山一気選手です。気仙沼から日本一を目指す畠山選手を二人三脚で支えてきたのは東日本大震災を経験した父親の存在でした。

7月、県中総体陸上3年男子100メートル決勝。このレースでひと際会場を沸かせた選手がいました。気仙沼市階上中学校3年畠山一気選手。正式な部のない階上中のユニフォームを着た畠山選手は県中学記録を27年ぶりに塗り替える10秒79で優勝。今年初の全国にも勝ち進むなど飛躍の一年を迎えています。

畠山一気選手
「陸上を本気でやっていくと奥の深さがわかって、もっと楽しくできるようになりました」

もともとラグビーをしていた畠山選手でしたが、けがを機に中学2年の10月から本格的に陸上に転向。1年足らずでの急成長でした。今年5月から指導するクラブチームのコーチはその強さをこう分析します。

スタートライン 菅秀輝さん
「一番の持ち味は爆発的な加速力、トップスピードの高さ。中学生と思えないくらいの最初は印象で。大学生なんじゃないかと思うくらいの走りを見せてくれていました」

それを可能にして…

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