「伸び悩む若年層の投票率」でも仙台市が“若者が集まる場所”に投票所設置など「ハード面に消極的」そのワケは?【仙台市議会議員選挙2023】

21日告示され76人が立候補した仙台市議選。選挙では、活発な論戦が期待される一方、懸念されるのが「投票率」です。

仙台市議選の投票率はどうなっている?

仙台市議選の投票率のこれまでの推移です。1951年には80.91%でしたが、その後は低下傾向で、1987年は50%台に、2003年には50%を下回りました。さらに2015年は過去最低の35.83%、前回2019年も36.07%と、依然、投票率は低いままです。前回の年代別の推定投票率では、10代が29.53%、20代が20.50%と「若年層」が落ち込んでいます。選挙管理委員会では、若者に選挙に関心を持ってもらおうとPR活動に力を入れています。

商店街でPR活動

青葉区一番町のアーケード商店街。市議選の告示に合わせCM動画が放映されています。1980年代のゲームをイメージした15秒の「アニメ」。大きな柱にも広告を展開しています。有権者の反応は?20代の若者:
「(市議選のことは)まったく知らなかった。看板が出るころにはもうすぐ選挙だなとはなるけど、いつ選挙なのかわからなくて、結局行けなかったりする」
「ポスターとか演説とかそろそろやるんだなと思ってました」
10代の若者:
「(投票には)行く予定です、もちろん。他の東北地方…

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