「次起こりうる災害への備えを」仙台市の津波避難 現状は? 新想定で計画見直し (23/06/06 18:54)

https://www.youtube.com/watch?v=MwZLcGi-42A

こちらは宮城県が去年5月に公表した新しい津波浸水想定に基づいたシミュレーションです。地震で防潮堤が破壊され、満潮時に最大級の津波が発生したと想定したものです。宮城県全体の浸水面積は東日本大震災のおよそ1.2倍。公表から1年がたち、それぞれの自治体で対策が進む中、避難エリアに多くの人口を抱える仙台市は津波避難施設の追加を急いでいます。

県が公表した津波浸水想定では、仙台市の浸水面積は53.8平方キロメートル。東日本大震災の浸水面積とほぼ変わりませんが、津波避難場所としていた3か所の「避難の丘」が高さ不足となったほか、8カ所の指定避難所が浸水域に含まれ、仙台市は計画の見直しを迫られました。

仙台市 防災計画課 御供真人さん
「津波情報伝達システムの屋外拡声装置を増設するなど対応をとっている。76基設置していて来年3月ごろまでに15基増やす。また浸水域内にある指定避難所となる学校などの津波に対する安全性を確認し、避難可能であることを確認している」

新たな想定を受け、仙台市が特に対応を急いでいるエリアがあります。

仙台市 防災計画課 御供真人さん
「かさ上げ道路のない仙台港の後背地は浸水…

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