「頼りになる」仙台の『桜ヶ丘駐在所』県警が廃止方針で住民困惑 統廃合の背景に“交番で起きた警察官刺殺事件”も

宮城県警では、警察官の勤務態勢の見直しや建物の老朽化などを理由に県内の交番や駐在所の統廃合を進めています。仙台市にある桜ケ丘駐在所もその一つで今後、廃止する方針が示されていますが、地域住民からは存続を求める声が上がっています。

地域の駐在所、突然の閉鎖方針

仙台市青葉区の桜ケ丘地区。小中学校や宮城学院女子大学などもある文教地区で、住宅が建ち並び、学生など1人暮らしの若者も少なくありません。桜ケ丘学区連合町内会 折原久治会長:
「駐在所はこの交差点の角にあります」桜ケ丘地区の治安維持を担っているのが桜ケ丘駐在所です。地区の町内会長を務める折原久治さんは、駐在所は「頼りになる存在」だと話します。桜ケ丘学区連合町内会 折原久治会長:
「(桜ケ丘地区の)安全安心に体を張って貢献してもらっている」桜ヶ丘駐在所では、警察官2人が平日の午前8時半から午後5時まで勤務しています。管轄は周辺およそ1キロ平方メートル、9700人が暮らしていて地元に密着し治安維持に努めています。こうしたなか県警は去年9月、住民に対し桜ケ丘駐在所を廃止し、およそ2キロ離れた荒巻交番と統合する方針を伝えました。

住民「なくなると非常に困る…

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