https://www.youtube.com/watch?v=cUXyMsmMSvY
宮城県栗原市の東北自動車道で、停車していたバスにトラックが追突し、4人が死傷した事故の発生から23日で1週間です。バスの乗客が撮影した動画から、事故直前の状況が明らかになりました。
バスに乗っていた留学生が、事故の直前に撮影した動画からは、女性と男性が、車両の後方部でスマートフォンのライトを当てて、中の様子を確認しているのが分かります。女性のすぐ脇には追い越し車線。トラックのような車が走り去っていて、バスの車体のほとんどが、走行車線に止まっているのが分かります。
この事故は5月16日夜、栗原市若柳の東北自動車道下り線で、停車していたバスに大型トラックが追突し、バスを運転していた仙台市のタクシー会社社長の佐藤恵美さん(56)と、ネパール人留学生のタマン・ナワラジさん(21)、タパ・ユバラジさん(27)の合わせて3人が死亡したほか、トラックを運転していた30歳の男性が大けがをしたものです。
これまでの警察の調べで、バスはエンジントラブルで停車したとみられていて、死亡した3人はバスの後ろでエンジン部分を確認していたところ、後ろからきたトラックに挟まれ、死亡したとみられています。
警察によりますと、バスは停車してから5分から10分ほどの間に追突されたとみられていて、事故直前に現場付近を走行していた男性によりますと、三角表示板や発煙筒はなかったということです。警察などによりますと、トラックを運転していた男性は現在も入院中で、警察は男性の回復を待って当時の状況を聞く方針で、事故の原因を詳しく調べています。
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