【仙台から消えた町・追廻3】追廻を愛したスズキヘキ (23/04/27 20:00)

https://www.youtube.com/watch?v=azyXHh3Isiw

3日間のシリーズでお伝えしている、追廻地区の特集「仙台から消えた町」。最終日の4月27日は追廻を愛した童謡作家、スズキヘキです。追廻にとってヘキとはどんな存在だったのか。そして、その思いを後世につなぐ取り組みも行われています。

4月26日、雨が降る中、追廻地区で開幕した「全国都市緑化フェア」。会場となったこの場所に建つ、記念碑。かつてここで暮らした住民がこの地を去る時、追廻という町が存在した証として仙台市と建立を約束したものです。住民たちの願いで、刻まれた歌があります。
『オイマワシノアカトンボ』
歌の作者は、仙台市で童謡作家として活動した「スズキヘキ」。本名、鈴木栄吉です。ヘキは22歳で、全国初の童謡専門誌、「おてんとさん」を創刊。大正から昭和にかけて仙台の児童文化の礎を築いた奇才は、47歳で追廻地区に移り住み、以来30年近く暮らしました。
ヘキやその仲間たちが残した歌を後世に伝える「おてんとさんの会」。ここに生前のヘキを知る人がいます。ヘキのおい、鈴木向一さん(87歳)。

スズキヘキのおい 鈴木向一さん
「追廻に住んでいる人でスズキヘキさんを知らない人はいないんじゃないかな。昼…

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