【能登半島地震】多く確認された”液状化”による被害 全国どこでも起きる可能性も〈宮城〉 (24/02/08 19:00)
- 2024/2/9
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能登半島地震の被災地では液状化による被害が多く確認されています。専門家は、液状化はどこでも起きる可能性があると指摘していて、被害にどう備えるべきか改めて考えます。
地震発生時の石川県内灘町の映像では、町が大きな揺れに襲われているのが分かります。歩道が割れるように浮き上がると、あふれてきたのは泥水。
能登半島地震では、多くの場所で”液状化”とみられる現象が起きました。地震の発生から1カ月が過ぎ、復旧への歩みを進めようとする被災地に、今も大きな爪痕を残す液状化。
今回石川県で現地調査も行った、地盤災害を研究する東北大学災害科学国際研究所の森口周二准教授に、その”メカニズム”を聞きました。
東北大学災害科学国際研究所森口周二准教授:
「皆さんが家を建てたり上を歩いたり走ったりする地面っていうのは、硬いものですけれども、地震が発生してそこの地下水がある程度高くて緩い地面だと、水のようにやわかくなってしまう現象」
つまり、建物を支えている地盤は、砂や土、地下水、空気などが混ざりあってできていて、平常時は、砂の粒同士が支え合いその間に空気や地下水があります。これが、地震により地盤が揺さぶら…
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