エアコン使用せず救急要請の高齢者も…仙台市の熱中症搬送が7月末時点で1年分に匹敵「家族への声がけを」

仙台市の郡市長は6日の定例会見で、熱中症による搬送回数が7月末時点で362回と、梅雨明け前にもかかわらず3年前の全搬送回数393回に匹敵するほど高い水準で推移している状況を踏まえ、熱中症予防のポイントを呼びかけた。

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水分、塩分補給のほか、日傘の使用や我慢しないでエアコンを使用することなどが有効だという。

郡和子仙台市長
「高齢者の中にはエアコンを使用せずに暑い室内から救急要請される方もいる。家族などへも声がけいただき熱中症の予防に取り組んでいただきたい」

郡市長は市内77か所に開設されている、涼みながら休憩ができる施設「クーリングシェルター」も利用して夏を乗り切ってほしいとしている。

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