8月26日朝、仙台塩釜港に今年3月に完成した新型の捕鯨船が入港し、操業後、初めてクジラの生肉が水揚げされました。
26日朝、仙台塩釜港に入港したのは今年3月に完成した新しい捕鯨船「関鯨丸」です。「関鯨丸」では、これまでは屋外で行っていたクジラの解体を温度を管理できる室内で行うため、鮮度を保ったまま、肉を水揚げをすることができるのが特徴です。
完成後3度目の操業となった今回は、北海道や宮城沖で捕獲したニタリクジラなどの肉およそ250トンを水揚げし、このうち、2.1トンはここ1週間以内に捕獲したもので、初めて生肉で水揚げしました。
関鯨丸を操業する「共同船舶」 所英樹社長
「一度も凍らせていない生の肉です。ぜひ多くの皆様にご試食いただいて、クジラの魅力を感じていただけたらと思います」
水揚げされた生肉は、27日、仙台市中央卸売市場で競りにかけられます。
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