ノーベル平和賞授賞式へ 仙台在住の木村緋紗子さん 先立った仲間とともに訴える「核兵器廃絶」 (24/12/10 19:02)

日本被団協が受賞したノーベル平和賞の授賞式が、日本時間の12月10日午後9時からノルウェーのオスロで行われます。授賞式には被団協の代表理事で、仙台市在住の木村緋紗子さんも出席し、自らの思いを伝える予定です。

木村緋紗子さん
「とにかく語り部をして世界に広げたい。こういうふうな核兵器を使うとこのような状態になるんだっていうことを私は訴えたいと思います」

12月8日、授賞式出席に向けて羽田空港を発つ前、木村緋紗子さんはこのように語りました。仙台市在住で、日本被団協の代表理事を務めています。広島県出身の木村さんは8歳のとき、爆心地から1.6キロの祖父の家で被爆しました。

木村緋紗子さん(語り部として講演)
「私はじゃあどこにいたかというと家の中です。家の中にいましたけれど崩壊しました。それくらい爆風がすごかったんです」

自らの被爆体験を、あれから79年がたった今も語り部として伝え続けています。87歳の木村さんは、足には障がいを抱えていて、がんや骨粗しょう症などで複数回にわたる手術を受けています。先月1日にも手術を受けたそうです。そんな体を押して木村さんが活動を続けるのには、原爆で犠…

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