仙台市は17日、通学路などで活動する交通指導隊への報酬に誤りがあったと発表しました。市によりますと、2018年5月からの5年間で86人を対象に過払い分と過少分、それぞれ総額15万円ほど誤りがありました。1人の隊員からの連絡でミスが発覚したということです。交通指導隊への報酬をめぐってはおよそ1150万円の源泉所得税の徴収漏れも明らかになっています。相次ぐ事務処理のミスを受け仙台市では、2018年から5年分の源泉所得税の徴収実態を調査しました。弁護士や公認会計士への報酬などが対象で、調査の結果、264件のミスが判明しました。このうち、「徴収漏れ」は147件で金額は、およそ1600万円でした。市では、精査した金額をもとにおよそ1360万円を税務署へ納付したということです。
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