仙台市は公民館など市内７７カ所を暑さをしのぐことができる施設「クーリングシェルター」に指定しました。施設では２０００人あまりを受け入れることが可能ということです。

仙台市 郡市長
「去年も酷暑の中で救急搬送の事例がとても多く発生し、救急搬送が困難事例もあった。それを防ぐためにも重要な取り組み」

仙台市の郡市長は７月１６日、市内７７カ所の公共施設をクーリングシェルターに指定したと発表しました。クーリングシェルターとは一般の人が自由に立ち入り暑さをしのぐことができる施設のことで、仙台市が指定するのは今回が初めてとなります。

仙台市によりますと去年、市内では過去最多となる９１１人が熱中症の疑いで病院に運ばれていて対策が大きな課題となっていました。施設の受け入れ可能人数は２０００人あまりで、７月１６日から１０月末まで各施設の開館日に利用が可能となります。