4月、学校給食で出された牛乳を飲んだ児童生徒が体調不良を訴えた問題で、仙台市教育委員会は、見合わせていた牛乳の提供を今週金曜日の5月17日から再開すると発表しました。一方で、現在も原因は分からないままとなっています。
この問題は、4月25日、東北森永乳業の牛乳を飲んだ児童・生徒、少なくとも1000人以上が体調不良を訴えたことから、12の市町で牛乳の提供停止が続いているものです。
仙台市教育委員会は、13日に会見を開き、5月17日から市内全ての小中学校などで、牛乳の提供を再開すると発表しました。牛乳はこれまで通り、東北森永乳業が製造するもので、仙台市教委は、再開の理由について、食中毒が疑われる異常は確認されず、安全性が確認できたためとしています。一方で、原因は特定できなかったということです。
仙台市教育局健康教育課 加藤誠課長
「その時の乳牛の餌とか、牧草でも風味が変わってくる。摂取したものによって味が変わることは事例としてはあるんですけど、そこと体調不良の結びつきとなると原因はわからない」
仙台市教委では再開にあたり、校長一人で行っていた事前の確認を3人体制にしたうえで、不安を…
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