仙台市宮城野区では車を持たない高齢者などの移動手段を確保するため、10月2日から乗り合いタクシーの試験運行が始まりました。
乗り合いタクシー「おかつる号」の試験運行が始まったのは、宮城野区の岡田・鶴巻地区です。この地区では東日本大震災をきっかけに路線バスの本数が少なくなり、車を持たない高齢者の移動手段が課題となっていました。
乗り合いタクシーは週3回、1日7便運行される予定で、JR仙石線の陸前高砂駅や地域のスーパーマーケットなど、36の停留所で乗り降りできます。
利用するには事前予約が必要で、運賃は一律500円、70歳以上の高齢者と障がいのある人は100円となっています。
「高齢者の皆さんが、買い物や病院に行く足がないという声が多数出ましたので、おかつる号があれば、大幅に改善されるので、非常に有効だと思っています」
「あと3、4年で80近くなるので、そうしたことを踏まえると買い物に行く、病院に行くとか、これから貴重だと思います」
仙台市では2027年度からの本格運用を目指していて、市内で乗り合いタクシーが運行されるのは、これで8地区目ということです。
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