宮城県気仙沼市で普段は別々の場所で営業しているキッチンカーが集まるイベントが開かれました。
このイベントは、東日本大震災の被害から復興した気仙沼市の内湾地区などににぎわいを創り出そうとおととしから定期的に行われているものです。今年初の開催となる９日は、普段は市内の商業施設の駐車場などで営業する６台のキッチンカーなどが参加しました。販売されたのは卵焼きやかき氷、メキシコ料理などさまざまで、時折、冷たい風が吹く中、休日の市民や観光客が訪れ、料理を買い求めていました。

買い物客「いろいろな店があって楽しい。おいしいところもいっぱいあるので」「人を集めるスペースができてきてうれしく思う」

一方、出店者はこれから本格的な観光シーズンを迎えるのを前に、期待を寄せていました。

出店者「（人出は）徐々には変わってきている。皆さん出るようにはなってきていると思うが、コロナ前にはまだ戻っていない」

主催する団体は今後も、月１回のペースで開催していきたいとしています。