”津波”が押し寄せたグラウンドで練習 『仙台一高』硬式野球部が沿岸部で植樹活動(仙台市)

13年前に震災の津波に襲われたグラウンドで練習する仙台一高の硬式野球部が、仙台市沿岸部の植樹活動に携わった。

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この活動は、震災で失われた沿岸部の緑を復活させようとする仙台市が行っているもので、4日は仙台一高硬式野球部約40人が参加した。

13年前、海から3キロほどの野球部のグラウンドには津波が押し寄せ、その経験から生徒が代替わりしても海岸林の育樹などを続けてきた。

4日は、外来植物の駆除を行った後、高さ2メートルほどのエゴノキを植え付けた。

仙台一高2年・星野優真さん
「ふるさとの杜を再生するというプロジェクトの中で、しっかり大きな役割を果たしてもらえるような木になってほしいです」

野球部は、今後もオフシーズンを中心に育樹や環境保全活動を行っていく予定だ。

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