過去最高のにぎわいも…物価高騰でイベント負担増 有料化で「稼げる祭へ」【振り返る2024宮城】 (24/12/09 18:25)

「SENDAI光のページェント」をはじめ2024年の宮城県内では春以降、毎月のように大規模イベントが行われました。多くの人でにぎわいましたが、そこには今年ならではの背景がありました。

5月に行われた「仙台・青葉まつり」。新緑の下、威勢の良い掛け声とお囃子が街中に響きわたり、初夏の仙台を彩りました。

今年は、沿道のお客さんも飛び入りで参加できる「総踊り」が5年ぶりに復活。会場は熱気に包まれました。2日間で93万3千人が訪れ、過去最多となったコロナ禍前の97万人に迫る人出となりました。

6月の「東北絆まつり」にも多くの人が訪れました。東日本大震災からの復興を願い2011年にはじまった「東北六魂祭」の後継イベントで、仙台市での開催は7年ぶり。東北6県のまつりが仙台に集結し、過去最多となる57万2千人が訪れました。

地域経済に詳しい七十七リサーチ&コンサルティング首席エコノミストの田口庸友さんは、今年のイベントに人が集まった要因を「コロナ禍が明けて2年目ということで、大規模な集客イベントへの参加に対して抵抗感が薄れてきた、楽しもうという気運も高いことが言えると思う。今年は長引く物価高…

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