「もっと早く欲しかった」日本被団協にノーベル平和賞 仙台で語り部続ける木村緋紗子さん(87)の思い (24/10/12 18:41)

今年のノーベル平和賞に選ばれた日本原水爆被害者団体協議会の代表理事、仙台市の木村緋紗子さんが11日、「もっと早く受賞したかった」と複雑な心境を明かしました。

日本被団協の代表理事で、仙台市に住む木村緋紗子さん(87)は、11日夜、ノーベル平和賞受賞が発表された後、報道陣の取材に答え、「先人たちのことを思うと喜べない。もっと早く欲しかったと思うし、残念だ。でも良かったっていうことではあるし、それしか言えないです」と話しました。

木村さんは、8歳のときに広島で被爆し、長年、語り部の活動などを続け、核廃絶を訴え続けています。

木村さんは亡くなった被爆者たちに受賞を報告するため広島、長崎を訪れたいと話していました。

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