公共交通機関の少ない地域で、小学生の通学や高齢者の通院などに利用できる乗り合いタクシーの試験運行が9月2日から仙台市若林区で始まりました。仙台市内で小学生の通学に乗り合いタクシーが活用されるのは、今回が初めてです。
乗り合いタクシーの試験運行が始まったのは若林区の六郷東部地区で、2日は9人の児童が乗り合いタクシーを使って登校しました。この地区では東日本大震災の後小学校が統合されたことから、学校までの距離が3キロになる児童もおり、通学手段が課題となっていました。
小学生の利用料金は片道150円で8カ所の停留所が設けられ、約7キロのルートを運行します。
小学3年生
「これまでは歩いて行っていた。1時間くらい」
Q.バスで学校行くのどう
「楽しい」
乗り合いタクシーは仙台市、タクシー会社、地域住民によって運行されていて、これまでに市内では5つの地区で導入されていますが、小学生の登下校で利用されるのはこれが初めてだということです。
児童
「友達としゃべってました。いっぱい乗るのが楽しみです」
保護者
「自分の時間を作ることができて、仕事に行く前の準備とかもしっかりできるので非常に助かる…
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