「汚泥焼却炉を欠陥状態で引き渡し」仙台市が整備業者を提訴へ 南蒲生浄化センター火災責任問う (24/11/22 12:00)

仙台市は2022年に南蒲生浄化センターで起きた火災をめぐり、整備を担当した2つの事業者が欠陥がある状態で焼却炉を引き渡したとして、76億円あまりの賠償を求め、訴えを起こすことになりました。

仙台市によりますと、宮城野区にある南蒲生浄化センターで2022年2月、4基ある汚泥焼却炉のうち1基で火災が起きました。

火災が起きた焼却炉は、現在も運転を停止しています。

この火災をめぐり、仙台市は整備を担当した日本下水道事業団と三機工業に対し、火災発生時の安全確保の機能に不備があるなど、欠陥のある状態で焼却炉を引き渡したとして、約76億2500万円の損害賠償を求める訴えを12月、起こす方針を決めました。

仙台市は「これまで事業者側と責任の所在などを協議したがまとまらなかった」としています。

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