「運転代行見つからなかった」飲酒運転で事故の地下鉄運転士 懲戒免職に〈仙台市〉 (24/06/06 18:21)

飲酒運転で事故を起こしたあと、その場から立ち去った仙台市地下鉄の男性運転士について仙台市は6月6日、懲戒免職処分としました。

仙台市交通局総務課 佐藤裕大課長
「これらについては公務員として非常に重大な非行為であると判断いたしまして、本日付けで懲戒免職の処分を行うことが必要であると判断した」

懲戒免職となったのは地下鉄東西線の男性運転士(28)です。市交通局によりますと男性運転士は、5月22日午前1時半ごろ、酒を飲んだあと車を運転し、泉区野村の市道のガードレールに衝突して、そのまま現場から立ち去りました。

男性運転士はJR仙台駅前の飲食店で同僚と飲酒した帰りで、泉中央駅近くのコインパーキングに駐車していた自家用車で帰宅する途中でした。市の聞き取りに対して「運転代行を使うつもりだったが見つからなかった。強く酔っている自覚がなかった」と話しているということです。

事故は、スマートフォンがガードレールにぶつかった衝撃を検知し自動で119番通報するシステムで発覚しました。
仙台市交通局は「直近の勤務態度に問題はなかった」としていますが、2021年、地下鉄運転中に居眠りをしていたことを明…

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