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仙台市のアパートで知人男性を殺害し、遺体を損壊、遺棄したとして30代の男女が逮捕された事件で、仙台地方検察庁は19日、この2人を殺人などの罪で起訴しました。
殺人と死体損壊、死体遺棄などの罪で起訴されたのは、住所不定、無職の山口優被告(31)と、前田広樹被告(31)です。起訴状などによりますと、2人は共謀の上、去年11月、青葉区のアパートの一室で、知人の佐藤大貴さん(当時22)の首をタオルのようなもので絞めつけて殺害し、佐藤さんの遺体をチェーンソーなどを使って損壊。その後、キャリーケースを使って若林区荒浜に運び、土の中に遺棄したなどとされています。仙台地検は3カ月にわたり、2人を鑑定留置していましたが、刑事責任を問えると判断し、きょう起訴しました。仙台地検は、2人の認否を明らかしていません。また、2人は、佐藤さんに対する傷害と強要の罪でも起訴されています。
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