サッポロビール仙台工場「ビール園」30年の歴史に幕〈宮城〉 (24/12/29 18:00)

宮城県名取市にあるサッポロビール仙台工場の「ビール園」が、29日、老朽化などにより30年の歴史に幕を下ろすことになり、「最後の一杯」を味わいに多くの人が訪れました。

JR名取駅前のサッポロビール仙台工場に併設された「仙台ビール園」です。営業最終日の29日は開店と同時にほぼ満席に。
「仙台ビール園」は、工場で製造されたばかりの生ビールやジンギスカンなどが楽しめるレストランとして1994年にオープンしました。ビール発祥の地とされるドイツの民家をイメージして造られ、1996年には年間およそ12万人が訪れたということです。
工場では現在、ビールの製造を停止し、去年から缶酎ハイなどの生産を始めていて、敷地内の再開発と建物の老朽化が閉店の理由だということです。

訪れた人は「名取駅から出てすぐサッポロビールが見える。自分いま東京なんですけど、名取に帰ってきたなと思うような場所だったので、なくなるのは寂しい」

山形県から訪れた家族は…。
妻「夫との出会いがここでのアルバイトでした。出会って結婚しました」
夫「2005年にここでアルバイトで(妻と)出会いました。最終日と伺ったので残念なんですけど、…

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