仙台フィル最年少団員で現役音大生 首席トロンボーン奏者・紺野駿人さん 注目の若手に迫る (24/09/10 18:31)

仙台フィルハーモニー管弦楽団で首席トロンボーン奏者を務める紺野駿人さんは、仙台フィル初の現役音大生の団員。さらに楽団史上最年少、注目の若手奏者です。梅島アナウンサーの取材です。

9月上旬、仙台市青葉区で開かれた仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会。この日は「炎のマエストロ」と呼ばれ世界で活躍する指揮者「コバケン」こと小林研一郎さんの下、モーツァルトやチャイコフスキーの交響曲が披露されました。その中で、トロンボーン首席奏者を務めているのが、仙台フィル最年少団員、紺野駿人さん(22)です。現在、東京芸術大学4年生。現役音大生が仙台フィルの団員となったのは約50年の楽団の歴史で初めてのことです。

福島県いわき市出身の紺野さん。現在は泉区に住み、音楽活動に励んでいます。トロンボーンを始めたのは8歳の時。小学校の吹奏楽部に入ったことがきっかけでした。高校まで吹奏楽部でトロンボーン奏者としての腕を磨いたのち、プロの演奏家を目指して東京芸術大学に進学。19歳で仙台フィルのオーディションに「史上最年少」で合格し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

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