仙台市で開幕 G7科学技術相会合 研究の国際協力を議論 太白区秋保から中継 (23/05/12 18:54)

https://www.youtube.com/watch?v=q2I2wgNX8NU

仙台市の秋保地区でG7科学技術相会合が始まりました。5月12日の初日の会合は午後3時から開かれ、午後6時ごろ終了しました。会場では伊藤アナウンサーが取材しています。

伊藤瞳アナウンサー:
こちらは会場となっている、「ホテル佐勘」の1階ロビーです。先進7カ国と欧州連合の代表による会合は3日間にわたって行われます。厳重な警備の中、始まった12日の会合は午後6時ごろに終了しました。
各国の代表は午後2時半すぎ、ホテル佐勘の会場に集まると議長を務める高市早苗科学技術担当相を中心に公式写真を撮影しました。閣僚級会合は午後3時ごろ始まり、高市担当相は冒頭、「日本の温泉文化も堪能してもらい、リピーターとして訪問してほしい」と歓迎するとともに、「G7各国と共同で国際的な取り組みをリードしていきたい」と述べました。

高市早苗 科学技術担当相
「各国がそれぞれの政策について理解を深めるとともに信頼関係を強化して、G7間の関係性をより高い次元のものにする機会となることを期待しています」

会合は冒頭を除いて非公開で行われ、研究データや学術論文の共有化を図る「オープン・サイエンス」の推進や、重要な研究開発を保護する措置について議論したとみられます。13日は海洋や宇宙分野の研究について議論が交わされる予定です。
高市担当相のあいさつにもあったように、会場となったホテルでは「おもてなし」も行われています。ロビーには鮮やかな七夕の吹き流しが飾られ、東北6県のお祭りの衣装が展示されています。この他にもホテルでは、七夕飾りの飾り付けや書道の体験も行われています。午後8時からはこのロビーで歓迎イベントが開かれ、秋保の伝統芸能「田植踊」や「仙台すずめ踊り」が披露される予定です。

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