救急患者の受け入れ先がすぐに決まらない救急搬送困難事案について、仙台市内では先週1週間(1月6日~12日)に過去最多となる236件となりました。
仙台市 郡市長
「本当に厳しい状況で、消防では新たにいろいろな対応を取りながら、皆さまを医療機関に運んでいるところ」
救急搬送困難事案とは、患者の搬送先が決まるまでに「病院への照会が4回以上」かつ「現場での滞在時間が30分以上」の場合を指します。仙台市によりますと、12日までの1週間に市内で確認された救急搬送困難事案は236件で、これまで最も多かったコロナ禍の2022年8月を上回り過去最多となりました。インフルエンザの流行や雪で転倒したことによる要請が増えたことが原因と見られていて、仙台市消防局では臨時の態勢を組んで対応にあたっているということです。
仙台市 郡市長
「どうすればよいか迷った場合は#7119などを活用し、救急搬送が困難な事態を悪化させないようお願いしたい」
仙台市では、緊急の場合は迷わずに119番通報してほしいとしています。
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