東北・北海道で唯一の体育系の総合大学・仙台大学で、新年度から女子駅伝チームが「本格」始動しています。目標は毎年秋に仙台で行われる全日本大学女子駅伝出場。その高い目標をめざしチーム一丸となってタスキを繋ぎます。

今年２月仙台大学。４月から陸上部に入部する新入生の研修会が行われていました。

川中敏也コーチ
「やっと同じ土俵に立てるところに来たという感じ。」

こう話すのは、陸上部女子駅伝ブロックの川中敏也コーチ。女子駅伝ブロックは２年前、陸上部の中に作られました。この二年間は選手数が足りず、駅伝大会への出場が叶いませんでしたが、今年、新入生が加わったことで８人となり、初めて仙台大学として駅伝チームが作れることになりました。先輩たちもこの日を待ちわびていました。

上遠野優月選手（３年）
今年は正式に駅伝に出られるようになるのでそれはすごく楽しみ

高木環選手（２年）
陸上って個人競技だけど駅伝はみんなで走れる。早くみんなで走りたい、早く大会に出たいと思う。

意外にも２０２１年まで女子駅伝チームがなかった仙台大学。設立の裏にあったのは、ＯＢから上がった要望の声でした。

仙台大学陸上…