仙台市で100年以上続く新年恒例の「消防出初め式」が行われました。伝統の「はしご乗り」では、史上初めて女性の団員がはしご乗りを披露しました。
仙台市の消防出初め式は、市民と消防関係者の1年の安全を願う新春恒例の行事で、1月7日は、およそ900人が参加しました。出初式では、消防団が伝統のはしご乗りを披露しました。
「仙台消防階子(はしご)乗り」として、仙台市の無形民俗文化財に指定されていて、高さおよそ7メートルのはしごの上で消防団員が次々と離れ業を繰り出します。
観客
「怖がらずに、いろいろな技を決めていたのがすごかった」
「足だけで支えて、はしごを掴むところがすごかった」
今年は女性の団員もはしご乗りを披露しました。女性の乗り手は仙台市消防団の歴史で初めてということです。
観客
「同じ女性としてとても憧れる存在。なかなか大人になって挑戦できないので、何かに挑戦しようという気持ちになった」
女性初のはしご乗り隊 庄子真由美さん
「もっともっと女性でもできる、消防団になれるとアピールしてPR活動していければ」
仙台市消防局によりますと、去年、仙台市内で起きた火災は247件で、…
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