去年３月の地震で破損し、都内で修復されていた伊達政宗の騎馬像が３月、仙台に帰還しましたが、「２代目」だったことをご存じでしょうか？実は４月１４日、「初代」の騎馬像が新たな仙台のシンボルになるため引っ越しをしました。

記者リポート
「現在は改修工事のため休館中の仙台市博物館、その博物館の南側にあるのが、こちらの伊達政宗の胸像です。きょう引っ越しをします」

ブロンズ製の伊達政宗の胸像。初代の騎馬像として１９３５年に仙台城の本丸跡に建立されました。しかし戦時中、金属資源の不足を補うため、国に差し出され、胸から上だけが残った形で１９８６年、博物館に移されました。
４月１４日、多くの人に見守られながら布団に包まれた政宗像が向かった先は…仙台市博物館のとなり、青葉山公園の追廻地区。４月２６日に開幕する「全国都市緑化仙台フェア」のメイン会場です。全国から訪れる多くの人に見てもらいたいと、会場の玄関口にある交流体験ホール、「仙臺緑彩館」の隣に移されました。

仙台市公園整備課 小山悟 課長
「仙台に帰還した伊達政宗の騎馬像がこちらからもご覧いただけます。仙台市のシンボルでもあります。多くの方々にご来…