[地下鉄らしくない車体設計] 仙台市交通局南北線1000N系 富沢行き 長町(N15)発車

仙台市交通局が運行する地下鉄南北線で活躍している1000N系の発車動画です。南北線では架空電車線方式が採用されており、20m級車体4両編成が活躍しています。さて、そんな一般的な車両に感じられる仙台市交通局1000系ですが、その車体寸法は地上を走る通常の鉄道車両でも中々見ない設計となっています。
まずは車体幅から見ていこうと思います。仙台市交通局1000系の車体幅は2900㎜となっており、これはJR東日本701系のような一般的なストレート車体の2800㎜と比較して100㎜程度幅が広くなっています。数値的には拡幅車体を持つE721系の2950㎜の方が近いんですね。一般的にストレート車体を持つ鉄道車両は2800㎜を基本値とするため、地下鉄にしては幅が広いことが分かるかと思います。これは、将来的に増結する際にクロスシートを設ける計画があったためと言われています。
続いて車体長を見ていこうと思います。車体長は前述の通り20m級となるため、中間車は20mとなっています。さて、“中間車は”ということは、先頭車は異なるわけですね。先頭車はというと、22m車体となっています。正確には21.75m(21,750㎜)となりますが、これは客室の面積と定員を中間車に合わせている…

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