宮城県仙台市では授業の再開を前に、8月20日、仙台市立のすべての学校長を集めた会議を開きました。夏休み明けは不登校の相談などが増える傾向にあり、会議では子供たちのサインを見逃さないよう呼びかけられました。
オンライン形式で開かれた、20日の合同の校長会には、仙台市立の小学校や中学校などから189人が参加しました。
この中で、天野元教育長は夏休み明け生活リズムの変化などで悩みを募らせる子供が多くなることから、現場では子供たちの様子を注意深く見るよう呼びかけました。
仙台市教育委員会 天野元教育長
「夏休み明けの不登校や登校しぶりには、特に注意を払い、心配な状況が少しでも見られた場合は、迅速かつ適切な指導支援を組織的に行ってほしい」
厚生労働省のまとめによりますと、2017年からおととしまでの5年間、自殺した児童生徒の合計は、8月と9月がほかの月より多い傾向にあります。
校長会では、子供たちの異変に気づけるよう家庭と連携しながら組織的に対応することを確認しました。
また20日の会議では今年4月、給食の牛乳を飲んだ児童生徒が体調不良を訴えた問題について、夏休み明けから事前に風味な…
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