弁論で思い伝え陸上競技で記録に挑戦 東北地区盲学校文化・体育大会〈仙台市〉 (24/06/21 18:10)

東北地方にある盲学校や視覚支援学校が一堂に会する文化・体育大会が、6月19日、20日の2日間仙台で開かれました。宮城での開催は12年ぶりです。弁論と陸上競技で各校の代表が競い合い、交流を深めました。

「東北地区盲学校文化・体育大会」は、東北地区の盲学校・視覚支援学校が集まって2年に1度、開催されるもので、宮城県での開催は2012年以来、12年ぶりとなります。

初日は「文化の部」として弁論大会が行なわれました。審査員には仙台市出身の芥川賞作家・佐藤厚志さんも加わり、各校の代表者の思いに耳を傾けました。

宮城県立視覚支援学校中等部2年 鈴木琉斗さん
「私には友達がいるのか?いるとすれば、それは誰なのか。そう考えることが増えていきました」

宮城県立視覚支援学校中学部2年の鈴木琉斗さんは「友だちとは」と題して友だちとは何かと考えた自分が、親友との出会いによってその意味を理解できたと伝えました。

鈴木琉斗さん
「あなたにとって友達とは何ですか、と聞かれたら今の私は胸を張ってこう答えます。自然と仲良くなれる一緒にいて心地よい存在です」

鈴木さんは手元に点字の原稿を置いて臨みましたが、内…

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