県営住宅廃止方針めぐり「住民反発」…説明会打ち切りに〈宮城〉 (23/08/10 19:34)

https://www.youtube.com/watch?v=s3XHyARHBKM

宮城県が老朽化を理由に廃止を決めた仙台市泉区の県営団地で8月10日、説明会が開かれましたが、住民から反対の声が多く挙がり、説明会は打ち切られました。

泉区の県営黒松第二団地では8月10日、県の説明会が非公開で行われました。黒松第二団地は、1963年から1966年に完成した団地で、県は老朽化や今後の人口減少などを理由に建て替えを行わず、廃止する方針を示しています。

10日午後4時から行われた説明会では、県の担当者が方針の理由などについて説明を行いましたが、住民からは反対の声が相次ぎ、途中で打ち切られる形となりました。

説明会に参加した住民
「古くにできたので、耐用年数がくるというのは分かっているけど、なんで建て替えという話は無いの?って」
「廃止という言葉に引っかかっていますから、そこが納得いかないから話にも何もなりませんでした」

県はこのほかにも5カ所の県営住宅について、同様に廃止の方針を示していて、現在、住民への説明を進めています。

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