経営改善策まだ見えず…「阿武隈急行」新たな岐路に 東日本台風4年〈宮城〉 (23/10/13 19:02)

https://www.youtube.com/watch?v=J_3W4z7fy-c

東日本台風で被災し、復旧した阿武隈急行は、その後の災害や新型コロナの影響でここ数年、経営が悪化しています。宮城県などは検討会を立ち上げ経営改善策を議論していますが、まだ結論に至っていません。被災から4年。阿武隈急行は新たな岐路に立たされています。

宮城県の槻木駅と福島県の福島駅を結ぶ阿武隈急行。宮城県と福島県、沿線自治体が出資した第三セクターとして経営されていて、県南地域の貴重な交通手段として住民に利用されています。

丸森駅の利用者
「町に1本しかない電車なので、無くなると大変です」
「仙台とか遠いところに行くのに関して、公共交通機関として丸森の人は助かっていると思う」
「災害で1回使えなくなって、JRの東北本線の方まで車で行って使う感じでした」

阿武隈急行は2019年の東日本台風で、一部の駅に土砂が流入するなど甚大な被害を受けました。被害額はおよそ11億円にのぼり、全線再開には1年あまりの時間を要しました。

阿武隈急行 新関勝造 専務
「本当にこれは復旧できるのかと思うぐらいひどい状況でした。その度にお客さまとか沿線地域の住民の皆さまから阿武急に対する強い思いや、励ましの言葉…

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