駅のホームから転落「3人に1人」視覚障がい者 駅の安全利用へ〈仙台市〉 (23/09/26 19:04)

https://www.youtube.com/watch?v=q0DX5zoY0j4

目の不自由な人が電車の安全な利用方法を学ぶ講習会が、きょう(9月26日)、JR仙台駅で行われました。

講習会は日本盲導犬協会が行ったもので、きょうは宮城県内に住む目の不自由な人10人が参加しました。参加した人たちは、まず、券売機の音声案内を使って切符を購入します。JRによりますと、各駅の券売機では『*』のボタンを押すことで、音声案内が始まるということです。

「乗車券購入は1を。チャージは2を」

その後、ホームに移動した参加者たちは電車に乗り込みます。その際、協会の担当者からつえを使って、必ず電車とホームのすき間などを確認するよう呼びかけられていました。

日本視覚障害者団体連合によりますと、視覚に障がいのある200人以上を対象に行った調査では、3割以上が駅のホームから転落したことがあるということです。その理由として人をよけて歩いているうちに、いつの間にかホームの端にいたことなどが挙げられています。

参加した人
「数多く講習会を設けてもらえれば、私たちは助かる。」

日本盲導犬協会は目の不自由な人が困っていれば、声をかけてほしいと呼びかけています。

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