ＪＡみやぎ登米は、新たに建設した店舗が、国際的な生産基準に適合した木材を多く使うことで認められる、「ＦＳＣプロジェクト認証」を取得したことから、記念のセレモニーを行いました。

セレモニーは、新たに建設されたＪＡみやぎ登米本店の「東部なかだ基幹支店」で行われ、ＪＡや登米市の関係者など、およそ３０人が出席しました。「ＦＳＣプロジェクト認証」は地域の環境や社会に配慮し、適切に管理された森林で生産された木材を使用する割合が５０パーセントを超えた、建造物やインフラなどを認証する国際的な制度です。
ＪＡみやぎ登米の新しい店舗では、この使用割合が建物全体のおよそ９０パーセントとなり認証を取得しました。これにより、登米市で生産された認証木材の付加価値を高め、これまでより市場にＰＲしやすくなるほか、新たな販路の開拓や販売量の増加が期待されるということです。

ＪＡみやぎ登米 佐野和夫 代表理事組合長
「私たちは輸出もしていて大きな弾みになると思う」

ＪＡみやぎ登米では認証の取得を受けて、担い手不足が続く林業の活性化にもつなげていきたい考えです。