東北を代表する夏祭りの一つ、「仙台七夕まつり」は、七夕飾りの高さ制限を設けないなど、ことしは４年ぶりにコロナ禍前と同じ規模で開催されることになりました。

仙台市中心部などで開かれる「仙台七夕まつり」は、伊達政宗が仙台藩主だった４００年以上前から続くとされる、東北を代表する夏祭りのひとつです。
新型コロナの影響で、中止や規模縮小を余儀なくされていましたが、祭りを主催する「仙台七夕まつり協賛会」は、新型コロナの感染症法上の位置づけが５類に移行することなどを受けて、ことしは４年ぶりにコロナ禍前の規模で開催することを決めました。
具体的には、去年は感染対策として、手が届きにくいよう、地上から２メートル以上離して七夕飾りが設置されましたが、ことしは高さ制限を設けず、各商店会で高さを統一することになるということです。
また、食べ物や酒類を含めた飲み物の店頭での販売についても、ことしは制限は設けないということです。
一方で、手指消毒や換気など基本的な感染対策は行い、高齢者や重症化するリスクの高い人が来場する場合はマスクの着用を推奨するということです。
「仙台七夕まつり」は、８…