懲戒免職となったのは仙台市教育局の教職員課に所属する５８歳の男性職員です。市教育委員会によりますと、この職員は２０１３年から５年間にわたり知人やその家族へ「殺してやる」と書いたはがきを送っていました。また、２０２０年９月ごろには別の知人になりすまし、泉区にある小学校に「子どもたちに危害を加えるか、学校に爆弾を仕掛ける」と書いたはがきを送るなど、合わせて１２件の脅迫や迷惑行為をしたということです。
男性職員は当時、仙台市内の高校に実習教諭として勤めていましたが、別の脅迫の罪で略式起訴されたことから、去年５月、停職１カ月の処分を受け、現在の部署に異動となっていました。この職員は仙台市教育委員会の聞き取りに対し、「知人からの接し方に不満があった」と話していて、市教委は判明した脅迫行為などについて警察にも相談したということです。