餌は「オリーブ]」ギンザケ初水揚げ「爽やかな味わいに?」〈宮城・石巻市〉 (23/03/31 18:52)

https://www.youtube.com/watch?v=IfwvCBxTF8M

宮城県石巻市の大学が2018年から開発を進める「オリーブ」を餌に活用した養殖ギンザケが3月31日、初めて水揚げされました。

石巻専修大学が石巻市と共同で開発を進める「オリーブ銀鮭」は、その名の通り、「オリーブ」の実や葉を加えた餌を与えて育てられています。餌に使われているオリーブは震災後に石巻市内の災害危険区域などで栽培が始まったものです。
3月31日は、体長40センチほどに成長したギンザケおよそ350匹が水揚げされました。オリーブを餌として与えることで、寒い時期や暑い時期の餌の食いつきも良く、臭みがなくオリーブオイルに合う爽やかな味わいになるということです。

石巻専修大学 角田出 教授
「寒いときにも餌をちゃんと食べてくれる、海水温度が高くなって普通の養殖ができないときでも養殖ができ、餌を食べてくれて長生きする」

「オリーブ銀鮭」は、今後のブランド化に向け成分分析や試食会を行う予定で、早ければ来年度中の出荷を目指すということです。

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